スタートアップ支援とは?どのような支援サービスなのか解説 | 顧問バンク

コラム

スタートアップ支援とは?どのような支援サービスなのか解説

スタートアップ支援は、スタートアップを支援する様々な取り組みです。単一の支援を指すわけではないので、内容をよく理解しておく必要があります。スタートアップ支援の概要と支援例を紹介するので、参考にしてください。

スタートアップ支援とは?サービス内容をチェック

スタートアップ支援は、文字通りスタートアップを支援する取り組みです。スタートアップに明確な定義はありませんが、一般的には新しい技術を用いてビジネスモデルを作り出し、急激なスピードで成長している企業・事業、さらには今後も成長を見込める企業・事業といえます。スタートアップ支援を大枠で分類すると以下のようになります。

【スタートアップ支援の分類】

  • 補助金・助成金
  • 投資
  • セミナーなどノウハウ共有

それぞれについて簡単に解説します。

補助金・助成金

国や自治体が主体となり補助金・助成金を支給することでスタートアップ支援を行っています。特徴は、原則として返済不要であることです。助成金は要件などに合致すれば基本的に受給できるのに対し、補助金は採択の上限が決まっているため、要件等に合致しても受給できない場合があります。補助金・助成金共に原則として後払いである点にも注意が必要です。スタートアップ支援を目的とした様々な補助金・助成金があるため、自社に適したものを選択することが重要といえるでしょう。

投資

スタートアップ支援として、様々なステークホルダーが投資を行っています。代表的なステークホルダーとして、エンジェル投資家、ベンチャーキャピタル(VC)、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)などが挙げられます。コーポレートベンチャーキャピタルは、自社の事業とシナジー効果を狙えるスタートアップに対し投資を行う投資を本業としない企業です。投資も補助金・助成金と同じく、返済を必要としません。ただし、経営等に介入される恐れがあります。

セミナーなどノウハウ共有

資金面以外でも、スタートアップ支援は受けられます。例えば一部の自治体は、事業計画の立案から創業までをサポートするセミナー、投資家とスタートアップ企業のマッチングを図るピッチイベントなどを開催しています。また、大学などの研究開発機関が技術開発を支援しているケースもあります。現在では、様々なスタートアップ支援を受けられる環境が整っているといえるでしょう。

スタートアップ支援を受けるメリット

スタートアップ支援は、可能であれば積極的に受けるべきと考えられます。次のメリットを期待できるからです。

支援を受ける費用は基本的に必要ない

最初に理解しておきたいのが、スタートアップ支援にかかる費用です。スタートアップ支援は基本的に無料で受けられます。補助金・助成金の申請はもちろん、ピッチイベントなども無料で参加できます。費用面でのリスクはほとんどないため、可能であれば積極的に受けるべきといえるのです。

支援企業の経営ノウハウを取得できる

コーポレートベンチャーキャピタル、ベンチャーキャピタル、エンジェル投資家などから支援を受ける場合、支援企業などがビジネスの現場で培ってきた事業モデルや経営ノウハウを学べる可能性があります。支援企業のほとんどが、スタートアップの成長を促すため資金面以外の支援も行ってくれるからです。実際に経験しないとわからないノウハウなどを学べるため、失敗を回避しつつ結果を出すまでの時間を大幅に短縮することが可能です。スタートアップ支援を受けるメリットは、非常に大きいといえるでしょう。

事業拡大のチャンスとなる

スタートアップ支援は、事業拡大のチャンスにもなります。支援企業などがスタートアップの成長を促すため、自社の人脈や販路、技術などを提供してくれるケースが多いからです。単独で事業を展開するよりも、効率よく人脈、販路などを開拓できます。ちなみに支援企業などは、自社のビジネスチャンスになるためスタートアップを積極的に支援します。Win-Winの関係である点がポイントです。

行政・自治体によるスタートアップ支援の例

行政・自治体は、どのようなスタートアップ支援を行っているのでしょうか。いくつかの例を紹介します。

東京都創業NET(東京都)

東京都創業NETは東京でスタートアップを目指す方を支援するプラットフォームです。具体的には以下の支援を提供しています。

【東京都創業NETの支援例】

  • 事業を軌道にのせるための相談ができる施設の紹介
  • スタートアップを目指す方を対象にしたセミナー・イベントの紹介
  • スタートアップに活用できる融資・助成制度の紹介
  • 都内で実施されるビジネスプランコンテストの紹介
  • 起業家の成長を促す都内創業・成長支援プログラムの紹介
  • 都内インキュベーションオフィスの紹介

スタートアップ支援につなげてくれるプラットフォームといえるでしょう。

オール大阪起業家支援プロジェクト(大阪府)

オール大阪起業家支援プロジェクトは、大阪経済を支える起業家を発掘・育成して、大阪経済の持続的な成長を実現するプロジェクトです。具体的には以下の支援を提供しています。

【オール大阪起業家支援プロジェクトの支援例】

  • スタートアップが参加できる大阪府内のセミナー・イベントを紹介
  • スタートアップが活用できる起業支援情報を提供
  • 大阪府で開催されるビジネスプランコンテストを紹介

大阪府内の様々なセミナー・イベント情報、起業支援情報をまとめて入手できる点が魅力です。

こうちスタートアップパーク(高知県)

こうちスタートアップパークは、高知県内で起業する方や新しい事業を始める方を支援するプラットフォームです。具体的には以下の支援を提供しています。

【こうちスタートアップパークの支援例】

  • 利用者の段階に応じた企業相談、セミナー、プログラムの実施

例えば、商品の試作品を作り想定するターゲットに試してもらう起業ベーシックコース、商品・サービスを市場が必要とするものに磨き上げる起業アドバンスコース、税金・金融の専門家に相談できる総合相談会などを実施しています。段階に応じて必要としている支援を受けられる点が魅力です。

民間企業のスタートアップ支援の例

民間企業もスタートアップ支援を行っています。具体的にどのような支援を行っているのでしょうか。

NTTドコモ・ベンチャーズ

NTTドコモ・ベンチャーズは、スタートアップ企業との協業で世の中の常識を変える価値の創造を目指しています。活動の柱は「事業シナジーの創出」「ベンチャー投資」「ベンチャー支援」の3つです。2020年9月に事業シナジーの創出を期待して、AIを活用した人員配置の最適化プラットフォームを開発するLegion Technologies,Incに出資しています。また、シード・アーリー期のスタートアップを対象に学びの場とPRの場を提供するイベントの開催、革新的な技術・ビジネスアイデアを有するシード・アーリー期のスタートアップを対象にインキュベーション支援なども行っています。

サイバーエージェントキャピタル

サーバーエージェントキャピタルは、インターネット関連ビジネスを展開するベンチャー企業へ投資を行っています。条件はマネジメントとリーダーシップに優れた起業家が率いていることと、ともにグローバル展開を志せることです。過去には介護書類をクラウド上で管理するDXプラットフォームを開発したメダ株式会社、ISAを採用したエンジニア養成校を運営する株式会社LABOTなどに出資しています。単に出資するだけでなく、サービス開発支援、マーケティング支援、事業・組織構築のノウハウ提供、ハンズオン支援等を行っている点が特徴です。

楽天キャピタル

楽天キャピタルは、コマース・コミュニケーション・金融・ヘルスケアなどを中心に革新的なビジネスを展開する世界のスタートアップに投資を行っています。投資先のニーズに応じて、同社が保有する知見・経験、楽天エコシステムにおけるデータを活かした支援を行う点が特徴です。過去にはアメリカでライドシェアリングサービスを展開し2019年にIPOを果たしたLyft、写真の共有などが可能なソーシャルプラットフォームを提供し2019年にIPOを果たしたPinterestなどに投資しています。

スタートアップ支援は専門家に相談して活用

新しい技術を用いたビジネスモデルで急成長を遂げている企業・事業をスタートアップといいます。スタートアップは、国や地方自治体、民間企業などから補助金・助成金、投資、ノウハウ共有といった様々な支援を受けられます。スタートアップ支援の魅力は、費用が掛からないことと経営ノウハウを学び事業を拡大できることです。積極的に活用するべきといえますが、様々な支援が用意されているため自社に適したものを選ぶことは簡単ではありません。

スタートアップ支援の活用を検討している方は、様々な専門家とマッチングできる顧問バンクで、スタートアップ支援に強い専門家を見つけて相談してみてはいかがでしょうか。

   

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