経営資源を効率的に管理するERPパッケージとは?特徴と比較のポイント | 顧問バンク

コラム

経営資源を効率的に管理するERPパッケージとは?特徴と比較のポイント

多くの企業ではIT化が進み、経営資源を効率的に活用していくためのシステムが求められています。しかし、効率化を急ぐあまり各部門が独自にシステムを立ち上げ、同じような管理システムが社内にいくつも存在するケースも少なくありません。

そこで注目を集めているのが「ERPパッケージ」と呼ばれるツールです。今回はERPパッケージとは何なのか、そのメリットとともに導入形態の違いについても詳しく解説していきます。

8,500名のプロ人材・顧問が登録するプラットフォーム「顧問バンク」。
企業経営に知見やノウハウのある人材、人脈を活用した営業活動の強化、社内の経営課題の解決に最適な人材に直接アプローチ!
→まずは、【公式】顧問バンクにアクセスしてPDFを無料でダウンロード

ERPパッケージとは?導入するメリット

ERPとは「Enterprise Resource Planning」の略称で、日本語に直訳すると「企業資源計画」という意味になります。「統合基幹業務システム」と呼ばれることもあるこのツールは、部署ごとにばらばらだった業務システムを統合し、一括管理するためのシステムです。

通常、多くの企業では人事部門や会計部門、営業部門などは個別にシステムを立ち上げ、その中のデータベース上で業務管理を行っています。しかし、企業内に複数の管理システムが混在していると、ひとつの売上情報に対し、複数の部署が別でデータを管理していることで経営に関するデータを取得する際に分かりづらくなってしまいがちです。ここにERPパッケージを導入すると、これらのデータが統合的にひとつの場所で管理され、経営状況の可視化が容易になります。

ERPパッケージと基幹システムの違い

ERPパッケージと基幹システムは一見同じものに見えますが、実は全く異なる役割を果たします。

基幹システムとは営業部門や管理部門など、一定の部門ごとに機能が統一されたシステムです。例えば、営業部門の基幹システムには、販売管理や顧客情報などを管理するものがあります。

しかし、「統合基幹業務システム」であるERPの場合は、複数の部署のデータベースが横断的に管理できます。これまでERPパッケージは、扱う情報が膨大な大企業を中心に導入されてきましたが、最近ではシステムそのものをクラウド上で利用できるようになり、中小企業などでも手軽に導入できる環境が整いました。

ERPパッケージの導入形態

ERPパッケージには主に4つの導入形態があります。それぞれについて詳しく紹介していきましょう。

統合型ERP

統合型ERPはその名の通り複数部門のデータを一元管理できるERPです。ERPの基本形態であり、経営状況を常に把握しておきたい場合に有効なERPといえるでしょう。

コンポーネント型ERP

コンポーネント型ERPは現在使用している基幹システムとの連携を検討する場合におすすめです。ERPパッケージの導入は実現したいものの、現在の基幹システムもそのまま活かしたい場合に適しています。

業務ソフト型ERP

業務ソフトERPは、特定の部門や業務のみに特化したERPパッケージです。他のERPパッケージに比べて対応範囲が狭いため、導入価格も安価なメリットがあります。

クラウド型ERP

クラウド型ERPは近年主流になりつつあるERPパッケージです。個別にサーバーを立ち上げてシステム化するのではなく、あくまでもクラウド上で完結するため柔軟性という面では大きなメリットがあります。資金力の弱い中小企業などでも比較的容易に導入できるのも大きな強みといえるでしょう。

半年で約3,500万の利益を出した方法とは?
人脈を活用した「新規開拓営業の方法論」についてはコチラをチェック!↓

ERPパッケージを選ぶ際に見極めるべきポイント

ERPパッケージの導入は経営者にとってメリットが大きいことは明確ですが、どのERPパッケージを導入すべきなのかを見極めなければなりません。その際、いくつか注意すべき点があります。

まず行うべきことは、自社のシステムがどのように運用されているかを正確に把握することです。部門ごとに個別のシステムがある場合もあれば、中にはシステム化すらされておらず手作業で管理している業務もあるかもしれません。ERPパッケージの導入によってどの部門のどのデータを統合したいかを整理し、企業の課題とシステムの相性を見極めましょう。

中小企業にとっては、導入コストが抑えられるクラウド型ERPパッケージが魅力的に見えますが、既存システムが多い場合はコンポーネント型ERPのほうが適しているケースもあります。それぞれの企業の状況によっても最適なERPパッケージの選定条件は変わってくるため、慎重に判断するようにしましょう。

ERPパッケージの導入で確実な成果を上げるには

ERPパッケージの導入で失敗しないためには、過去にシステムを導入した経験のある人材に相談しながら決めるのがベストです。しかし、ERPパッケージは一社で何度も導入するものはないため、自社に相談できる相手がいないケースもあるでしょう。

そんな時はぜひ一度「顧問バンク」の経験豊富な人材にご相談ください。次世代型マッチングサービス顧問バンクには、これまで様々な企業でERPパッケージのような業務システムの導入に携わってきた人材が多数在籍しています。企業が抱える課題や予算、将来の展望等を相談すれば、最適なERPパッケージの選定や活用のために役立つアドバイスが得られます。

8,500名のプロ人材・顧問が登録するプラットフォーム「顧問バンク」。
企業経営に知見やノウハウのある人材、人脈を活用した営業活動の強化、社内の経営課題の解決に最適な人材に直接アプローチ!
→まずは、【公式】顧問バンクにアクセスしてPDFを無料でダウンロード

   

御社の課題を顧問で解決してみませんか?

顧問マッチングプラットフォーム
顧問バンク

スポット起用から長期まで、「必要なとき」「必要な人数」
課題にあわせて自由に選べる顧問マッチングサービス。

  • 雇用リスクを抑え
    即戦力を活用できる

  • 迅速なマッチングで、
    あらゆる課題に対応

  • 中間マージン0円優れた
    コストパフォーマンス

    お申込

タグ一覧

​ ​